日: 2017年6月5日
梅雨に効く漆喰の効果(2017年06月05日)
こんにちは!ナミです
梅雨入り間近ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
さて、前回は雨漏り修理の第一回めの記事でしたが、本日は『梅雨に効く』お話。
天然素材壁の代表格と言えば、漆喰と珪藻土ですが
何から出来ているか、皆さんご存知ですか?
漆喰は大昔のサンゴが主成分の「石灰」で完全アルカリ性のためカビが発生しにくく、防水性や調湿機能がバツグンに優れています。ダニ・アレルギー物質等も寄せ付けず、化学物質やタバコの臭いを吸収する上に再放出しません。梅雨時期に洗濯物を部屋に干しても湿気が溜まらずカラッと快適。
珪藻土は、植物性プランクトンが化石化したもので耐火に優れ、ギリシャではレンガの材料として・トルコでは寺院の壁として・日本では熊本城の内壁として昔から使われていました。なんと、珪藻土は食べられるので熊本城では籠城した際の食料としての目的もあったんですよ。
どちらも大変優れた素材ではありますが、
水に対しての効果はどうか画像で見て頂きたいと思います。
こちらは、同じ状態で水スプレーを4プッシュした10秒後です。
漆喰↓
珪藻土↓
漆喰がすぐに乾いているのに対し、珪藻土は水滴となって垂れいるのがわかりますでしょうか?
また、漆喰はそれ自体が固まるのに対し、珪藻土は固めるための材料が必要です。
地域や部屋における向き不向きはありますが、じめじめした日本では漆喰ほど適したものはありません。
しかも、漆喰はインフルエンザウイルスさえもなんと99.9%除去してくれちゃうんですよ。
シックハウス症候群になるどころか、健康になる無添加の家。
目に見えないところも、絶対にこだわりたいですよね。
本日も最後までご愛読頂きまして、
有難うございました。